皆さんこんにちは、Partner of Medical Translatorsの津村です。

2020年6月1日より第2弾として、翻訳練習帳Ⅱ<接続詞(and、or)を訳す際の基本を習得>をお届けします。

パチパチ ・・・

翻訳練習帳ってなんだ???

この翻訳練習帳は、T Quest Brain Partnerが独自に編纂した、翻訳者(特にメディカル翻訳)を目指す方に向けての、翻訳技術力アップのための画期的な!!!教材です。

第2弾としまして、 メディカル翻訳練習帳Ⅱ:<接続詞(and、or)を訳す際の基本を習得

を発表いたします。詳しくはShopを訪れてください。

 

ここでは「andやorなどの接続詞の訳し方」を習得して頂きます。

andやor、butなどは接続詞(等位接続詞)と言い、名詞を始めとする複数の単語、句、節、文をつなぐことができます。英語ではこの接続詞の使い方に明確なルールがあります。このルールは絶対的なもので、Nativeの人達はほぼ例外なくこのルールを守っています。まずは、このルールを明確に理解して頂きます。

一方、翻訳文となる日本語にも接続詞(及び、並びに、又は、もしくは・・・など)がありますが、その使い方に明確なルールはありません。この英語と日本語のルールの違いも明確に理解して頂きます。

さらに、世の中の参考書は「A and B をどう訳すか」について解説しているものが殆どですが、実際の英文に出てくる形は、X A and B とか A and B Y とか X A and B Y と言ったものが多く、これらは「A and B をどう訳すか」よりもひとつ上のレベルの解釈が必要になります。

この辺が誤訳を招く温床となっているのですが、これらにつきましても理解して頂きます。

さらに、この翻訳練習帳のコンセプトであります「イメージング」につきましても、以下に示しますとおりに引き続き練習して頂きます。

特徴1:文のイメージング

現在の翻訳に関する教本やテキスト、講座の多くは主に長くても3行程度の一文の英文を翻訳する練習をしていますが、これは感心できません。

翻訳を森(forest)に例えますと、翻訳原文は「森」に相当し、原文の中の一文は「木」に相当します。さらに、個々の英文の中の語句や単語が「枝」や「葉っぱ」に相当します。

翻訳を練習している方や初級の翻訳者さんの翻訳の方法を見ていますと、第1文の中で最初に遭遇した意味の解らない語句をいきなり辞書などで調べ始めています。しかし、これでは道ばたに落ちてる葉っぱを見ようとしているだけで、その葉っぱがどの様な森のどの様な木で育ったのかを理解してはいないのです。

翻訳を行う際には、まず森である翻訳原文のイメージを掴み、さらに、その森のイメージの中で木である個々の文、枝である個々の語句を解釈していく必要があります。

Qualityの高い翻訳を行うためには、この森である翻訳原文や木である個々の文のイメージングをまず行う事が大切です。

本書では、最初にこの翻訳原文や個々の文の適切なイメージングの技術を磨いて頂きます。そのために、この練習帳では単文ではなく、100~200 words(3~5つの文章)程度の課題文全体を訳す練習をします。

 

特徴2:単語のイメージング

私たちの翻訳練習帳は、翻訳原文や個々の文の適切なイメージングの練習もさることながら、その解釈(イメージ)を自然な和文として表現する練習にもウエイトを置いております。

英文中の解らない語句について皆さんは当然、辞書やWEBでその語句の意味を調べるでしょうが、多くの方がその調べた訳語の中から使えそうなものを選んでいます。しかし、その選んだ訳語が森(翻訳原文全体)にとって、また、木(個々の文章やタイトル)にとって、本当に適切な「葉っぱ」かどうかまでは吟味していないのが実情です。

ここで重要なことが 単語のイメージング です。

日本人の英語学習の最大の欠点は、ひとつの英単語に対してひとつまたは少数の日本語の語句を対応させて覚えていることです。我が国における高校・大学の受験のための英語教育の最大の欠点がこれです。受験勉強の際に「デル単」や「豆単」などの英単語帳を頭から丸暗記しませんでしたか?この様な作業の副作用として日本人には「ひとつの英語の語句に対してひとつまたは少数の日本語の語句を対応させる」ことが身についてしまったのです。

Nativeは英語の語句をイメージで捉えています。例えばDataという単語を辞書で調べてみましょう。

【名詞】データ、資料、(観察や実験による)事実、知識、情報、与件

などなじみの語句が見つかったかと思いますが、実際はこれらの意味以外に 数値、結果、成績、転帰 などとしても使われます。

NativeはDataを「問題解決や意志決定に役立つ情報(群)」というイメージで覚えています。ですので、discussion on the data=結果(成績)に関する考察 と理解できるのですが、dataを「データ(数値)」と覚えている日本人には データが使えるかどうかの議論??? と誤った解釈の方に進んでいってしまいます。

翻訳に際しては、英語原文を書いた著者が何故その語句を使用したのかを理解する必要があります。しかし、残念ながら日本の英和辞書にこのNativeが抱いている英単語のイメージは説明されていません。辞書やWEBで示されている訳語はあくまで「使用例」なのです。そこで翻訳者に必要になってくるのが、英単語に対するイメージングです。具体的には、英和辞書などに出てくる訳語やその使用例文を注意深く読んで、調べている英語句に対するイメージをまず描きます。次に、翻訳している英文全体の文意から、その抱いたイメージに合致する日本語句を見つけ出せるかどうかで、和訳文のQualityが決まります。

本書では、この英単語のイメージングとその適切な和訳の技術も磨いて頂きます。

詳しくはShopを訪れてください。

今後も定期的に続編を発表していきますので、是非ともご活用ください。

デハデハ

 

 

 

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