こんにちはPartner of Medical Translatorsの津村です。

昨日(こちら)の続きで、フリーランスの健康管理で残っていた「喰う🍛」について、お話しします。

それも、メディカル(医薬)翻訳者の目線からです!

🍛 喰うこと

フリーランスは何と言っても体(健康)が資本ですから、体(健康)に直接的に影響を与える食生活には格段の配慮が必要でしょう。

理想は、日々の食事から必要なモノを摂取(intake/uptake)することですが、なかなか難しいことです。

そこでお勧めなのが、サプリメント(supplement)です。

サプリメントは食品に分類されていることで、医薬品とは違っています。

一番の違いは、医薬品には厳格に「効能効果(Indication)」と「用法用量(Dosage and Administrations)」が定められていますが、食品であるサプリメントは 効能効果を謳うこと が法律(薬機法:Pharmaceutical Affairs Act)で禁じられています。用法用量についても、大凡の目安は示されていますが、医薬品ほど厳密ではありません。

例えば、スーパーで売っているニンニク(食品ですよね)の包装に「これは滋養強壮の効果があります」とか「1日1~3個を適宜増減」などと書いていない様に、サプリメントの包装にもこれらの類いの記載はありません。逆に、これらを記載すると、法律違反で訴えられてしまいます。

ですから、サプリメントは、極端に言えば、好きなだけ飲めば良いのです。ただし、中には過剰に摂りすぎると、副作用が出るサプリメントもありますので、気をつけましょう。何ごとも「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですので・・・。

と、言うことで、フリーランスになってから、意識的にサプリメントを服用していますが、その中で これはイイ! と思ったものを紹介します。ただし、これはあくまで私の個人的な意見です。

👍 酪酸菌のLAKUBI

腸内細菌叢(intestinal bacterial flora)-腸内フローラとも言います-と言う言葉を聞いたことがありますか?

人間の腸(bowels)の中にはおよそ100種類のバクテリアが住んでいて、その数は約100兆個とも言われています。これで正常な状態なのですが・・・。

これらの腸内細菌達は、私達が食べた食物を分解・合成・ときには発酵させながら、人間に必要な栄養を作っています。  というか、細菌達は自分が消化した残りの老廃物(いわゆる💩)を分泌しているだけなのですが・・・。 この腸内細菌のバランスが保たれていれば、食べた物は腸内細菌たちにより正常に分解され、分解物が腸壁から吸収されます(これを食物の消化[digestion]と言います)。

そこで、腸内フローラを正常に保つために、昨年の暮れから↓のLAKUBIというサプリメント(酪酸菌:butyric acid bacterium)を飲んでいます。 酪酸菌は日本人にはとても馴染み深いバクテリアで、ぬか漬けなどの発酵食品に多く含まれている善玉菌(beneficial bacterium)です。

これがすごい! 飲み始めて1ヶ月もしないうちに・・・

  1. ウンコが臭くなくなった
  2. 食欲が正常化した(過食がなくなった)
  3. 体重が減ってきた

という現象が実感できました。

ひとつずつその理由を考察してみましょう。

💮 ウンコが臭くなくなった

肉・魚、野菜、穀物などのバランスが取れている健康な食生活を送っている場合、便に含まれている成分の大半は、腸から吸収されなかった野菜などに含まれるセルロースやリグニンなどの食物繊維です。しかし、これらの成分にはほとんど臭いがないのです。

しかし、健全な便でも全く臭わない訳ではないですが、その臭い成分はメチルメルカプタンやジサルファイドなどの硫化物です。硫化物というと 臭いのでは? と思いますが、このメチルメルカプタンやジサルファイドなどは、驚くなかれ、香料の原料になっているのです。つまり、心地よい匂いの元、ということです。

では何故、便が臭いのでしょうか?

その原因は、腸内にいる腐敗菌(悪玉菌[bad bacteria]の一種)が作り出すアンモニアや硫化水素やアミン類などの「悪臭物質」にあります。そして、便が臭い・・・と言うことは、腸内の悪玉菌が増えて活発に活動している証拠なのです。

ところが、善玉菌の酪酸菌(LAKUBI)を飲み始めた途端に、便が臭わなくなったのです。 つまり、LAKUBIによって腸内フローラが改善され、腐敗菌などの悪玉菌が減って善玉菌が優勢になった ということです。

💮 過食がなくなった

少し前まで私は、焼き肉ランチの2人前をぺろりと平らげていました。通常の一人前では 全然足りない! と感じていたのです。

しかし、LAKUBIを飲み始めてから、通常の一人前で満腹感を感じるようになりました。

最近の報告によりますと、「腸内フローラが中枢神経に影響を与えている可能性がある」とのことですので、かつての私の過食状態は、もしかすると、腸内で優勢だった悪玉菌が「もっと喰え!」と叫んでいた結果・・・だったのかもしれません。

これは、善玉菌が腸内で優勢になったことで、食欲中枢が正常に戻った・・・と言えるのではないでしょうか。

💮 体重が減ってきた

食欲中枢が正常に戻った・・・ことから、過食がなくなり、一日の食事がいわゆる一人前あるいはそれ以下で納まってきたことに呼応して、今年の初めから徐々に体重が減り始めてきました。

これまでいくら努力しても全く効果のなかったダイエット(食事制限)が、LAKUBIによって、なんの苦労もなく出来てしまったことは驚きです。

ただし、腸内細菌は便通と共に体外に排出されますので、継続的な補給、つまり、毎日飲み続けることが必要です。


👍 血液さらさらのDHA・EPA

次にご紹介したいのが、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)を併せたサプリメントです。これらの成分は青魚に多く含まれています。

これは以前から、血液と脳の働きを改善する・・・と言われていましたので、フリーランスとして独立した10年まえから飲み続けています。それが↓のサプリメントです。

昨年暮れに、掛かりつけの内科クリニックで血管年齢の診断(両手首と両足首に血圧計のカフを巻いて、腕と脚の血圧の差を測ります)を受けたところ、実年齢に比べて、な・なんと!、血管年齢が10歳若い・・・と診断されました。

つまり、このサプリメントを飲み始めてから、血管が歳を取っていない・・・と言うことになります。Oh, My God!!!

💮 血管改善作用

EPAは特に、血液の通り道である血管(blood vessel)のメインテナンスに効果を発揮します。

血管は歳を重ねるにつれて、キズが出来たり、老廃物が溜まってきたりします。その典型が動脈硬化(arterial sclerosis)です。

動脈硬化の主原因は、血管壁の柔軟性が低下し、硬くなることです。動脈が硬くなると、心臓の拍動圧に伴う血管の拡張がなくなり、心臓がさらに強い力で血液を押し出す必要が出てきます。そうすると、心臓にかかる負荷(load)が増え、心臓が疲れてくると同時に、血管を押し広げる圧力が増しますから、高血圧になります。

もうひとつの動脈硬化の主な原因は、動脈の血管壁の中に脂肪が溜まってきて、血管が狭窄(stenosis;狭くなること)してしまうことです。この脂肪が溜まったコブのことをアテローム(atheroma)と言います↓。

つまり、ヒビや凹みの出来た古くて硬くなったホースの様になるのが、動脈硬化です。

EPAにはこの様な血管の硬化と脂肪の蓄積を予防する効果があることが解っています。 血管が歳を取らない=何時までも若い というのはうれしいですよネ!

👍 脳神経改善作用

DHAは血液の粘度を下げ、血液の流れを良くし(血液中の脂質濃度を下げる働き)、目の網膜や脳の働きを活性化する作用が知られています。

特にDHAは、脳神経間で情報の伝達をしているシナプス(synapse)の膜↓を柔らかくし、情報の伝達をスムースにします。

したがって、DHAはシナプスの先端で情報を伝達する重要な役割を担っているのです。また、DHAはミトコンドリア(詳しくはこちら)というエネルギーを作り出す部分の成分にもなります。

この様に、DHAが十分にあれば、脳は活発に働き、記憶能力や学習能力も増加します。脳を酷使するメディカル翻訳者にとっては、見逃せない作用ですよね。

👍 ビタミンC

最後にご紹介したいのが、驚異のビタミンであるビタミンC(Vitamin C)です。レモンを代表する柑橘類に多く含まれていて、酸っぱく感じる成分のことです。これも10年以上飲み続けています。

ビタミンは多くの種類がありますが、ビタミンCを含めて共通している特徴は、人体の中で合成出来ない! ということです。

すなわち、ビタミンは食物やサプリメントを介して摂取しなければならない! ものなのです。

また、ビタミンは潤滑油に例えられていて、体内で起こる新陳代謝などの活動をスムースにします。

私が使っているサプリメントは↓です。この製品は大手製薬メーカーの武田さんのビタミンC製剤と同じ処方で作られていますが(いわゆるジェネリック製剤)、値段が半分程度ですのでとってもお得感があります。

💮 ビタミンCの働き

ビタミンCはコラーゲンの生成を促進する働きがあります。ご存じの様に、コラーゲンは皮膚などの基底組織を作っていますので、コラーゲンが沢山出来ると皮膚の代謝が進みます。この作用があるため、ビタミンCは日焼けやシミなどの皮膚の変化を修復できるのです。

ビタミンCは小腸での鉄分の吸収を強めることも知られています。貧血ぎみの女性や妊婦さんなど、鉄分が不足しやすい人には、ビタミンCの摂取が不可欠です。

ビタミンCは、酸化防止による美容効果に加えて、免疫機能強化による病気予防効果などが広く知られていますが、さらに、疲労回復にも効果があります。

その理由は、ビタミンCがストレスへの抵抗性を高めたり、血流悪化を防止したり、 疲労回復に効果のある他の栄養素の吸収を大幅にアップさせる作用を持っているからです。

通常の風邪を引いたときには、ビタミンCの大量投与がよく効きます。これは私が実践済みです。

💮 抗がん作用

もうひとつわたしが期待しているのが、ビタミンCによる抗がん作用です。いわゆる完璧なエビデンスはまだ出そろっていませんが、腎臓ガン、膀胱ガン、悪性リンパ腫の末期患者にビタミンCを点滴すると、延命効果が認められたとする報告があります。

ただし、投与量は体重1kgあたり1.5gと、まさに大量で、体重50kgの人なら1日あたり75gのビタミンCを投与することになります。こうなると、薬物と言うよりは食い物ですよね。

とは言うものの、抗がん作用も捨てがたい作用と言えるのではないでしょうか。



この他にも幾つかご紹介したいサプリメントがありますので、また改めて説明しましょう。

デハデハ



広告