皆さんこんにちわ、Partner of Medical Translatorの津村です。

本日、うれしい知らせが届きましたので、予定を変更して私事(わたくしごと)を報告させていただきたいと思います。

新刊書籍発売!

昨年末に執筆していました以下の書籍(共著)が先月の3月29日付けで発売となりました。

書籍名: 【eCTD、CDISCによる】 医薬品承認申請と使用するデータの管理と信頼性確保

発刊日: 2019年3月29日

出版社: (株)技術情報協会(http://www.gijutu.co.jp/)

リンク: http://www.gijutu.co.jp/doc/b_1987.htm

体裁: A4判 628ページ

執筆者が50名以上の大作で、私が執筆したのは次の2タイトルです;

  • タイトル:治験(臨床試験)総括報告書の作成とレビューテクニック(P.327~340)
  • タイトル:メディカルライティングに必要な統計学的知識とその思考法(P.341~354)

価格が8万円と少々お高いのですが、大半のパートが新医薬品の電子承認申請に関することなので、かなり専門的な書籍です。興味のある方は技術情報協会のサイト(http://www.gijutu.co.jp/doc/b_1987.htm)から試し読みができますので、ご覧ください。

私の担当したパートにつきましては、このサイトで追々紹介して参りたいと思います。

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私事ですが、その他のお知らせ

★ ISSI医薬翻訳者養成講座|受講生募集中

昨年より、麹町にありますアイ・エス・エス・インスティテュート(https://www.issnet.co.jp/)にて医薬翻訳者養成講座の講師を務めております。

4月20日(土)より、2019年春期コース(毎週15回)が始まります。申し込みの締め切りが4月6日と迫っておりますので、ご検討の上、よろしかったら受講してください。詳しくはhttps://www.issnet.co.jp/courses/e_t_index.html#event_info6 を参照してください。

昨年は、新薬開発に関連した翻訳課題を中心に勉強しましたが、今年は医学関係(がんや精神疾患、再生医療など)の翻訳課題を中心にメディカル(医薬)翻訳のノウハウを勉強して参ります。また、文系の方にも理解出来るように、できるだけ平易な解説をしています。

受講料が約17万円と安くはないですが、15回の毎週の課題に懇切丁寧な添削が付き、クラスで実践的な翻訳のノウハウが習得できますので、1回あたり1万円強とコストパフォーマンスはかなり高いと自負しております。

なお、本コースを優秀な成績で終了された方には、アイ・エス・エス・インスティテュートの親会社である (株)翻訳センター(https://www.honyakuctr.com/)のトライアル(契約翻訳者になるための試験)の受験資格が与えられます。(注:トライアルは通常、翻訳業務の経験が無いと受けられません)

また、兄弟会社として、人材派遣を行っている(株)アイ・エス・エスもありますので、そちらへの紹介も可能です。ISSに参加すれば、翻訳者としてのトータルプランを提供してくれます。

なお、(株)アイ・エス・エスのサイトに プロ通訳者・翻訳者コラム(https://haken.issjp.com/articles/career) というのがありまして、今年は私もコラムを投稿しています。よろしかったら、そちらも見てください。

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★ DHCメディカルベーシックコース|受講生募集中

こちらはDHC総合教育研究所が運営する通信講座です。この講座のテキストは私が執筆しました。通年で受講生を募集しておりますので、興味のある方はDHCのホームページ(http://www.edu.dhc.co.jp/course/ej/detail/med_base/)をご参照ください。

この講座は、メディカル(医薬)翻訳者を目指す方々のご要望に応えて立ち上げたもので、4ヶ月のテキスト学習となります。もちろん、質問は随時受け付けていますし、習得した知識を確認する復習テストも付いております。

DHCのサイトの紹介文では・・・

  • 医学・薬学の翻訳に興味があるけど、専門知識がないのできちんと学習できるか不安…。
  • 特に需要の大きい医薬翻訳分野で活躍できるような翻訳家になりたい!
  • 「実務翻訳ベーシックコース」を修了。今後、医薬翻訳を専門領域にしたい場合、何から始めれば?
  • 「英日メディカルコース」の学習後、医薬翻訳スキルをもっと伸ばしたい。さらに知識を積み上げるには?

などの“お客さまの声”をもとに設立し・・・と説明されています。

医薬品や医療機器の基礎知識から、“薬事法・治験”や“医学統計”、“遺伝子・がん”といった近年の医薬翻訳において特に扱うことの多い重要知識を体系的に学ぶことができます。

あくまでも、翻訳(候補)者の目線からテキスト等を作成しておりますので、メディカル(医薬)翻訳を目指している方の医薬系専門知識を強化するのにうってつけの教材です。

余談ですが、DHCは今でこそ化粧品やサプリメントなどの一大製造販売メーカーですが、創業当初は翻訳業務や出版事業、教育事業が中心の会社でした。その後、副業で始めた化粧品製造販売がヒットして、今ではそちらが本業となっています。翻訳業務や出版事業、教育事業の影が少し薄れていますが、依然として活動しており、その実績は確かなものです。

 

今回は、私事(わたくしごと)ばかりで恐縮ですが、何かの参考にして頂ければ幸いです。次回は、本題に戻って「メディカル翻訳の特徴」の続きをご紹介します(の予定です)。  ではでは